ステンレス製金型で粉末成型を行うと

「安価だから、試作用だから」等の理由で、安易にステンレスの金型を使用されると、数回の粉末成形作業でカジリ等(上下パンチが抜けなくなる)のトラブルが起こる可能性が高くなります。

錆びにくい反面、カジリやすい(凝着する)と言う難点を持つステンレス金型

粉末成型金型の表面には微細な凹凸があります。
成型する際に粉末同士が高圧でこすれるとき凸部に力が集中し溶けて微細ながら溶接します。

しかし高荷重で加圧されているため剥がれます。剥がれることで余計に金型の表面が荒れます。この繰り返しで何度も成型を行っているとパンチがくっついて動かなくなります。これが、カジリのメカニズムです。

↓ステンレス金型の場合、成形後に金型からパンチが抜けずらくなりやすいです。
粉末成型金型

粉末成形金型を選定する場合は、成形する粉末の種類、成形圧、大きさ、厚み、個数等に注意して、材質を選んでください。

弊社の粉末成型金型(ラボダイス)は超硬製のため、表面硬度が十分な硬さを持っているので、ファインセラミックスの粉体成形には最適なタイプです。硬い材質の粉体成形、また不純物の混入を嫌う粉体成形にも有効です。

 

粉末成型金型(円柱ダイス)

粉末成型金型(角柱ダイス)

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