「安価だから、試作用だから」等の理由で、安易にステンレスの金型を使用されると、数回の粉末成形作業でカジリ等(上下パンチが抜けなくなる)のトラブルが起こる可能性が高くなります。
粉末成型金型の表面には微細な凹凸があります。
成型する際に粉末同士が高圧でこすれるとき凸部に力が集中し溶けて微細ながら溶接します。
しかし高荷重で加圧されているため剥がれます。剥がれることで余計に金型の表面が荒れます。この繰り返しで何度も成型を行っているとパンチがくっついて動かなくなります。これが、カジリのメカニズムです。
↓ステンレス金型の場合、成形後に金型からパンチが抜けずらくなりやすいです。
粉末成形金型を選定する場合は、成形する粉末の種類、成形圧、大きさ、厚み、個数等に注意して、材質を選んでください。
弊社の粉末成型金型(ラボダイス)は超硬製のため、表面硬度が十分な硬さを持っているので、ファインセラミックスの粉体成形には最適なタイプです。硬い材質の粉体成形、また不純物の混入を嫌う粉体成形にも有効です。
粉末成形プレス機 荷重能力50~200kN(5~20トン)
粉末成形プレス機は、実験・テスト用の成形やサンプル成形に適しております。
大学研究室や企業の開発室等で、成形品・ペレットを手軽に簡単に作ることができる最適な卓上型の手動式油圧プレス機です
CIP成形機(冷間等方圧プレス機)
CIP成形機(冷間等方圧プレス機)は水圧で全方向から均一に加圧成形を行い高密度な成形が可能な装置です。
最大400MPa(面圧4ton)までの加圧成形が可能!
小型CIP成形機(ラバープレス機)
手動で最高200MPa(面圧2トン)までの加圧成形が可能!
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