CIP成形機(冷間等方圧プレス機)

水圧で全方向から均一に加圧成形を行い高密度な成形が可能!

最大400MPa(面圧4ton)までの加圧成形が可能!(200MPa仕様もございます)

高密度の成形に最適

CIP成形機は水圧を利用して成形体に等方圧を加えることができる装置です。金属、セラミックス粉末の高密度化や食品の殺菌処理などに利用されています。

主な用途・特長

  • 圧力媒体に水を使用でき、クリーンに水圧加圧できます。
  • コンプレッサーのみで、400MPaまで加圧可能です。
  • 独自のイージーロック上ブタを採用し容器の開閉が大変簡単です。
  • ステンレス仕様でサビ、汚れ等の心配が無くメンテナンスが容易です。
  • 高性能減圧バルブによりゆっくり減圧することができます。

温度調節用ジャケット付


CIP成形の流れ

  • ①成形体を容器に入れます
  • ②容器に水を入れます
  • ③上蓋を閉めます
  • ④コンプレッサーをONします
  • ⑤ハンドバルブを開き加圧していきます
  • ⑥最大400MPaまで加圧可能
  • ⑦減圧バルブを開き圧力を開放します
  • ⑧成形体を取り出します


CIP成形機 仕様表

型式 圧力(MPa) 容器内径(mm) 容器深さ(mm) 電源(V) 外形寸法(幅×奥行×高さ)(mm) 重量(kg)
CIP-200 200 φ36・φ50 120 単相100 700×700×1400 50~70
CIP-400 400 φ36・φ50 120 単相100 700×700×1400 50~70

※上記以外の特別仕様(容器径や温度制御、使用圧力400MPa以上など)も製作可能です。

CIP成形機(冷間等方圧プレス機)のよくあるご質問

CIP成形機とは?
CIPとはCold Isostatic Pressingの頭文字を取ったもので、水などの液体を高圧容器内に入れ水圧の力で全方向から均等に圧力を加え(等方圧)高密度な成形体を作ることができる成形機です。プレス成形で微粒子粉体を成形すると密度ムラなどが発生しやすいですがCIP成形機を用いることで均質で高密度な成形体を得られます。
CIP装置の原理は?
密閉された容器の中で流体の一部に加えられた圧力は、その強さを変えることなく、流体の各部に伝達される。という化学者Blaise Pascalの提案したパスカルの原理を応用したものです。圧力容器の中は、パスカルの法則により、どの部分も瞬時に加圧されます。
CIP成形を行うには?
粉末材料を成形金型にて仮成形して固化させてから専用フィルムに入れ真空パック後CIP成形する方法と粉末材料をゴム型のような変形抵抗の少ない成形モールドの中に密閉してCIP成形する方法があります。

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