ピーマンを粉末化させるための機械をご紹介致します。
ピーマンを含めた野菜をパウダー化するために必要な機械は
「乾燥機」と「粉砕機」となります。
最初にピーマンを乾燥させる工程です。
野菜は水分が多く90%近くは水分です。このままでは粉末にならないので乾燥機で水分を5~10%くらいにします。
<使用する食品乾燥機です>
家庭用でも使える100V仕様の小型機から業務用でも使える三相200Vタイプまでございます。
ピーマンをはじめ、いろいろな野菜を乾燥させて干し野菜を作ったり、果物をドライフルーツにすることができます。
乾燥させる流れをご説明致します。
<スライスしたピーマン>
ピーマンの素材のまま乾燥機に入れると乾燥時間が非常に長くなりますので、
スライスして薄くすることで乾燥時間を大幅に短縮することができます。
電動野菜スライサー
いろいろな野菜のスライスに最適です。
<スライスしたピーマンを乾燥機トレイに並べます>
トレイに並べる際はできるだけ重ならないように並べたほうが乾燥効率がよいです。
<乾燥機にトレイを入れます>
乾燥温度は50℃程度がよいです。あまり温度を上げすぎると変色したり素材に悪影響を与えます。
時間は1mm以下に薄くスライスができていれば半日程度で乾燥することができます。
タイマーもついていますので、夜にセットしておけば朝にはできています。
<乾燥後のピーマン>
ピーマンの干し野菜ができました。
乾燥が完了したので次にこれを粉砕機でパウダーにします。
<使用する食品粉砕機 ハイスピードミルです>
家庭用コンセントで使用できる小型粉砕機ですが、石でも粉末にしてしまう超ハイパワーです。
ピーマン粉砕前
約100g程度の乾燥ピーマンを1度に投入することができます。
1~2分の粉砕でパウダーになります。
<ピーマン粉砕動画をご覧頂けますのでぜひご覧ください>
<ピーマン粉砕後>
約1分程度の粉砕でサラサラのピーマン粉末ができました。
ハイスピードミルで1時間に1~2kg程度の粉末を作ることができます。
1時間に5~10kgの粉末を作るならハンマーミル HM-100がお勧めです。
1時間に20kg以上の粉末を作るならシュガーミルがお勧めです。
ドラミニ(家庭用食品乾燥機)
粉末成形プレス機、金型
「こんなものは乾燥や粉砕はできるのか?」「どういった細かさになるのか?」
「製品を直接見てみたい」など購入前に疑問に思われる点もあるかと思います。
当社にはテストルームがございますので製品ご購入前に乾燥後や粉砕後の仕上がりをご確認頂きご検討頂けます。
素材を当社にお送り頂いても問題ありませんし、お越し頂いての立会テストも可能です。
テストのご依頼などお考えの際はまずはお電話にてご予約ください。
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Tag: 野菜粉砕